GINZA SIX3階に7月3日、オフ-ホワイト(Off-White™)のニューショップ「Off-White™ Ginza Six」がオープンした。約79平方メートルのスペースにはメンズの新作に加え、スペシャルリリースや日本限定アイテムのスニーカーなどフルラインアップがそろう。
ショップデザインはNYの建築・環境アートスタジオ、SITE のJAMES WINES,LLCとI-Beam Designが共同で手掛けた。同ブランドのクリエイティブディレクターであるヴァージル・アブローはこの店舗を「ウェアハウス・シュールレアリズム」と呼び、一般的な建築資材をコラージュのように使用し、建設と解体、構築と非構築を共存させている。それは1970〜1980年代にジェームズ・ワインズがヴァージニア州やフロリダ州の商業施設で提示した自然環境と建築を融合させることで、その機能を反転させたシュールレアリスティックなアプローチと共通しているようにも見える。大学で建築の博士号を取得しているヴァージルのキャリアを純粋な形で具現化した店舗となった。
ファサードはワイヤーメッシュとブランドロゴがレリーフされたレンガによる壁で提案されている。不定形に積み上げられたシースルーのレンガが、施設内の通路と店舗内部の視覚変化をゲストに与え、店内はすべてオフホワイトのカラーで明るくまとめられている。
一般的な資材である鉄筋、トラスの接合部補強材などを使った什器や、コンクリートの床に敷かれたワイヤーメッシュ柄がプリントされたカーペット、トラス補強材のハンガーロッド、鉄筋を曲げた棚など、レンガを含めすべてイタリアで加工されて運ばれ、細部に丁寧な仕事が施され、ラグジュアリーブランドとしてのスペースを産み出している。
1970年に設立されたジェームズ・ワインズのSITEは建築、公共アート、公園、庭園、広場、インテリア、プロダクト、展示物のデザインで世界的に知られ、日本では1989年広島で行われた「海と島の博覧会」のモニュメントの「世界をつなぐ橋」を制作した。21世紀に入り、グリーンアーキテクチャーの概念を拡大し、エコロジーに先鞭をつけた作品活動で知られている。
I-BeamデザインはSuzan WinesとAzin Valyが1998年にN.Y.設立。作品はミラノ・トリエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレ、チャールズ皇太子のロイヤル・ガーデンなどで展示された。2017年のAmerican Architecture Prize(のベスト・インテリア・デザイン・ファーム賞の最終選考に選出さている。
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